療養費適用時の施術料金例
療養費とは?
接骨院では、一般的に知られている保険のことを「療養費(りょうようひ)」と言います。療養費は、接骨院の施術の中でも、ごく限られた物のみに摘要できます。下記の症状以外は、すべて自費での治療扱いです。(交通事故に遭われた方は、保険会社から施術料が支払われます。(利用者様の負担はゼロ))
療養費の適用ができるケガの例:打撲、捻挫、骨折(医師の診断が必要)
例えば、急性の打撲による施術のトータル料金が2420円だとしましょう。打撲は、療養費の対象となるため、利用者様の窓口での負担は、720円(3割負担)です。他方、肩こりによるマッサージ等であれば、療養費の対象とはならず、2000円の請求があれば、利用者様は、2000円の10割、つまりすべての金額をお支払い頂く必要があります。これが「自費による施術」です。
- 療養費の対象となる施術は、極めて限定的。
- 多くは自費での施術
負担割合とは?
療養費の対象になる場合も、利用者様の年齢、誕生日や収入などにより「負担割合」が変わります。負担割合は、次の3つの区分があります。一般の高齢者の方は、1割又は、2割。それ以外の方々は、3割負担が原則です。ただし、「原則」であるため、様々な諸条件により、負担割合は変化します。(中学生以下無料など)
- 1割負担
- 2割負担
- 3割負担
部位とは?
部位とは、ケガの箇所を指します。例えば、来院されたときに「腰の痛み」に対する施術だけを受けたときは「1部」とします。もし、来院したときに「首と肩の痛み」に対する施術を受けた場合は「2部位」と言います。この部位の良い方は、接骨院ごとに多少変わり「1傷」と表示していると事もあります。(意味は同じです)
以上が接骨院の療養費に関する説明です。下の表は、負担割合と部位ごとの「療養費負担分(実際に窓口で支払う料金)」の一覧です。
3割負担の場合のお支払い金額
施術対象のケガの数 | 初回 | 2回目 | 3回目 |
1部位 | 720円 | 310円 | 180円 |
2部位 | 980円 | 490円 | 370円 |
3部位 | 1220円 | 600円 | 480円 |
4部位 | 1450円 | 600円 | 480円 |
2割負担の場合のお支払い金額
施術対象のケガの数 | 初回 | 2回目 | 3回目 |
1部位 | 480円 | 200円 | 120円 |
2部位 | 650円 | 330円 | 240円 |
3部位 | 810円 | 400円 | 320円 |
4部位 | 970円 | 400円 | 320円 |
1割負担の場合のお支払い金額
施術対象のケガの数 | 初回 | 2回目 | 3回目 |
1部位 | 240円 | 100円 | 60円 |
2部位 | 330円 | 160円 | 120円 |
3部位 | 410円 | 200円 | 160円 |
4部位 | 480円 | 200円 | 160円 |