突き指とは?原因と症状
突き指は、ボールが指に強く当たったり、物をつかもうとして勢いよく指を伸ばした際に起こるケガです。特にバレーボールやバスケットボールなどの球技で発生しやすいです。
突き指をすると、指が腫れたり痛みを感じたりすることがあり、場合によっては動かしにくくなることもあります。また、腫れが長引く場合や、関節の可動域が制限されることもあります。
軽度のものから、靭帯や関節に影響を及ぼす重度のものまでさまざまな症状があります。放置すると関節が変形する可能性もあるため、適切な対処が必要です。
突き指の具体的な種類
突き指にはいくつかの種類があります。代表的なものが「マレットフィンガー」です。これは指先の腱が断裂し、指がまっすぐ伸びなくなる状態を指します。
他にも、関節に強い衝撃が加わり亜脱臼を起こすケースや、靭帯が損傷するケースもあります。症状によって適切な対応が異なるため、自己判断せずに専門家の診察を受けることが重要です。
突き指をしたら病院?接骨院?整形外科との違い
突き指をしたとき、どこに行くべきか迷うことがあるかもしれません。接骨院と整形外科では対応できる範囲が異なります。
接骨院では、骨折や脱臼を伴わない突き指の施術が可能です。患部の状態を確認し、適切な固定や手技療法を行います。また、炎症を抑え、回復を促すための物理療法を取り入れることもあります。
一方で、整形外科ではレントゲン検査を行い、骨折の有無を診断します。明らかに腫れがひどかったり、指が不自然に曲がっている場合は、まず整形外科を受診し、その後必要に応じて接骨院での施術を受けると良いでしょう。また、指の可動域を回復させるための施術を接骨院で受けることで、スムーズな回復が期待できます。
突き指をした直後の応急処置
突き指をした直後の応急処置として、まず冷やすことが大切です。氷や冷水を使って患部を冷却し、腫れを抑えます。その後、固定をして指を動かさないようにし、無理に曲げたり伸ばしたりしないようにします。また、腫れがひどい場合や強い痛みがある場合は、早めに専門家の診察を受けることをおすすめします。
接骨院での突き指の施術方法
接骨院では、突き指の状態に応じた施術を行います。
まず、患部を確認し、腫れや痛みの程度をチェックします。その後、必要に応じてテーピングや包帯を使って固定し、無理な動きを防ぎます。炎症が強い場合は、冷却療法を行い、痛みの軽減を図ります。
また、回復段階では、筋肉や関節の動きを改善するための手技療法やストレッチを取り入れます。さらに、指の動きをスムーズにするための軽い運動療法を取り入れることもあり、これにより回復を早める効果が期待できます。
突き指の回復期間
突き指の回復期間は、症状の程度によって異なります。軽度の場合は1週間ほどで痛みが軽減し、2~3週間程度で日常生活に支障がなくなることが多いです。しかし、靭帯や腱に損傷がある場合は、完治までに1か月以上かかることもあります。適切なケアを行うことで、回復を早めることができます。
突き指を予防する方法
突き指を防ぐためには、スポーツ前に指をストレッチし、柔軟性を高めることが有効です。また、テーピングをすることで、指への衝撃を和らげることもできます。特に球技をする際は、正しいフォームでプレーすることも重要です。
自宅でのケア
突き指をしてしまった場合、接骨院での施術だけでなく、自宅でのケアも大切です。患部を温めて血流を促進することで、回復をサポートできます。また、指を無理に動かさず、適度な休息を取ることも重要です。
まとめ
- 突き指は、スポーツや日常生活で起こることが多いケガ
- 突き指なら接骨院で施術可能
- 腫れがひどい場合は整形外科で診断を受けるのがおすすめ
- 接骨院では固定や手技療法を行い、回復をサポート
- 突き指を放置すると、関節の動きが悪くなる可能性があるため、早めの対応が大切
- 子供の突き指は特に注意が必要で、適切な施術を受けることが重要
- 突き指の回復期間は症状によって異なり、適切なケアが回復を早める
- 予防のために指のストレッチやテーピングを活用すると良い
- 自宅でのケアも重要で、患部の温めや適度な休息が回復を促進
突き指をしたら、自己判断せず、早めに適切な処置を受けることが大切です。富加接骨院では、突き指の施術も行っていますので、お気軽にご相談ください。